集中できない子供たち(読書)
2011年 04月 28日
ADHD(atenttion dificit highperactivity disorder)、注意欠陥多動障害についての本です。
この病気は育児などの産まれてからの要因ではなく元々の素因であること、リタリンという薬が副作用が少なく有効であることなどわかりやすく書いてあります。
学級崩壊とADHDについて述べられています。ADHDの児童は昔からいたが、昔は他の子供たちが同調することなく逆に矯正するような環境を作ってきた。しかしながら、昨今ADHDの児童に同調して逸脱する行為をする児童が増えてきたため学級崩壊が増えているのではないかとお話ししています。学級崩壊はADHDの児童によるものではなくむしろ社会環境の変化によるものではないか。と意見提起されています。納得です。